2013年6月8日土曜日

仕組み ― 目に見えないもの(2)

4月27日の 仕組み ― 目に見えないもの の続きです。



身近でありながら、普段見ることができないものに体の中があります。



BioDigital Humanという人体を3Dでくまなく見ることができるサイトです。





皮膚から順に 筋肉 (男女を選択して見ることができます)




内臓と骨格



骨格だけ・・・と順に見てみたり



皮膚・筋肉・骨格を半透明にして肺だけを見る事もできます。







GoogleがGoogleBodyとして始めた人体版GoogleMapですが、開発が中断されたのち
今は ZYGOTEBODYとなって利用することができます。


こちらも男女の選択ができます。



いろいろな角度で見ることができます


 血管と神経を表示させてズームした例
















先のBioDigital Humanが専門性が高い仕様なのに比べて ZYGOTEBODYは簡素にできていて素人としてはこちらの方が使いやすいのですが、内容の密度はBioDigital Humanが圧倒的です。

しかし、これらは標準的なモデルですので、特定の一個人にすべてを当てはめることはできませんあくまで標準的な指標です。

また、日本では『デジタルヒューマン』という名称で独立行政法人産業技術総合研究所 デジタルヒューマン工学研究センターが人間と工学とをつなぐシステムの研究開発を行っています。






では、前回書きかけた私の専門分野で例えると建築(とりわけ住宅)に関してなら下の絵のようなことが可能になります。

新築の場合ですと無から有ですので必ず設計図書(図面や仕様書)を作成します。
これらは、各個人の体と同じように世界に唯一のものです。それらのデータに基づいて3D模型をコンピューターの中に作ってしまえばいろいろと利用することができます。



完成した住宅

解体しないと見えない部分を見る

骨格と内臓を見るようにして     
      骨格だけの場合
見たい所を拡大して見る 知りたい情報も読める


ちょうど今コレを利用したリフォーム工事を行っていますので、後日投稿させて頂きます。


参考サイト

BioDigital Human
https://www.biodigitalhuman.com/home/

ZYGOTEBODY
http://www.zygotebody.com/

独立行政法人産業技術総合研究所デジタルヒューマン工学研究センター
http://www.dh.aist.go.jp/jp/

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