2013年4月23日火曜日

非表示の電話


今朝、9時過ぎに会社の電話が鳴りました。
電話機のモニターを見ると相手の電話番号は出ず”非表示”です。たまに非表示で掛けてこられる方もいらっしゃるのでそのまま受話器を取ると

「こちら関西電力 保安コールセンターの※※です」
と若い元気な男性の声。

受話器の向こう側からは大勢の人の声がざわざわとし、電話の鳴る音もたくさん聞こえ、いかにもコールセンターと思えるような賑やかな雰囲気が伝わってきます。
そして相手はこらの都合も聞かずに話し始めます。


相手
「会社や工場の低圧電力の使用状況と機器の検査に伺います。その前にお手元の検針票をご覧ください」


「いやー、急にそう言われましても検針票をいつも手元において仕事をしてるわけではないので・・・」

相手
「では、ご用意いただけますか?」

何か怪しい・・・。そう思って


「伝票を探してから折り返しご連絡させていただきますので、ご連絡先を教えてください」
と相手を試します。

相手
「いえ。こちらからまた連絡しますので」
と連絡先を教えません。

絶対に怪しい。と確信して


「そちらは関西電力ですか?」

相手
「関西電力 保安コールセンターです」
と先ほどと同じ部署名(?)を繰り返し、否定も肯定もしません。

また、関西電力とコールセンターの間に聞こえない程に”の”か”間”が入っているような。
つまり私には「関西電力(の)保安コールセンターです」と聞こえます。


「関西電力ではないのですか?」

相手
「・・・」ガチャン。

電話は一方的に切られました。

このあとインターネットで関西電力保安コールセンターを調べると意外とたくさん見つかり、そのほとんどが今朝の私と同じようなやり取りがあった、とブログなどに書いています。
ある人の情報によれば機器を販売されそうになったというものまでありました。
やはり関西電力を騙った売り込み業者だったようです。

受話器の向こうで聞こえていた賑やかさは演出のための効果音だった可能性もあります。近頃では”劇場型詐欺”というのもあるようですので今回のはその類なのかもしれません。

NTTを騙った業者からもたまに電話がありますが、乗っかってしまう人がいるせいなのかこのような(悪質な)業者はなかなかなくなりませんね。

騙す気のない売り込みなら、正々堂々と営業をすれば良いのに・・・と思います。


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