2014年7月22日火曜日

築58年目 ― 想い出の詰まった自宅


今の世帯主様が、二十歳の頃に建てられたご自宅。


今春の雪害で屋根の漆喰が落ちてきた・・・、とのご相談があり、訪問させて頂きました。





早速屋根に上がり各所を点検調査。

築58年目の建物は方々で傷みが見受けられます。














鬼瓦もひび割れ、いつ屋根から落ちくくるかも知れません。
















凍害に遭った瓦の欠片が降り積もった雪に剥がされたせいかい屋根の上散乱しています。
















過去に増築された部分。

新しい屋根を下に造り、雨水が入り易そうな構造になっています。













母屋と離れをつなぐ部分。

谷板金部に竪樋を這わしています。

雨水の流れを阻害しますのであまり良い方法ではありません。

谷板金も腐食しています。









二階屋根の隅木部分。

軒桁との取り合い部分が非常に怪しい。















隅木そのものとそれに取付く広小舞・垂木にも腐食が認めれらます。














全体の下見を済ませ、改修計画と概算見積を作成することになりました。

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