大まかなドライブルートはこのような具合で神戸から反時計回に旅をしてきました。
神戸市須磨区(摂津国)から一路北へ、丹波市(丹波国)にある「丹波私立 植野記念美術館」へ
ここは1994年(平成6年)開館で、当時は氷上町立でしたが、2004年(平成16年)の俗に言う「平成の大合併」によって氷上郡6町が合併し誕生した丹波市立になっています。
氷上が丹波市。少し違和感がありますね。氷上市にした方が良かったのに・・・、と個人的には思います。
8月31日まで、開館20周年 特別展 「松本零士 秘蔵コレクション展」が開かれています。
ブラックジャック・宇宙戦艦ヤマト・銀河鉄道999・キャプテンハーロック等アニメのセル画や直筆の絵コンテなどが展示されていました。
懐かしいアニメや松本零士氏の活動記録を堪能しました。
そして、出石(但馬国)へ向けて出発
出石も2005年(平成17年)に豊岡市と「平成の大合併」を行い、今では豊岡市の一部地域となっています。
数十年振りに訪れた町ですがこじんまりとした城下町の風情が心地よい所です。
「辰鼓楼」は1881年(明治14年)に時計台となり、「札幌の時計台」と並び日本最古の時計台の一つとされているようです。
間近で見ると、その大きさと形に驚かされます。
昼時を少し遅らせて今回の目的の一つである「出石そば」を食べることに
出石がなぜそばで有名になったかという疑問がありましたが、
江戸時代中期の宝永3年(1706年)信濃国上田藩より但馬国出石藩に国替えとなった仙石政明が、蕎麦(信州そば)職人を連れてきたことに始まるとされる。(ウィキペディアより抜粋)
という事のようです。
本格的な日本蕎麦は香りも良く、コシもあり大変おいしく頂くことができました。
食後の散策で 風鈴がまさに鈴なりになって涼しげな音を響かせていました。
これは蕎麦の皿と同様の白磁ででき「出石焼」で、江戸時代中期に伊万里焼の陶工を招き生産を始めたということです。
陶器製の土鈴とは違った金属的な音が耳に心地よく、土産に一個買って帰りました。
出石城に隣接した有子山稲荷神社(城山稲荷)参道の石段には鳥居が建てられ伏見稲荷大社の千本鳥居とはスケールが違いますが、綺麗な空間です。ちなみに鳥居は37基あるそうです。
蕎麦を食べ目的の一つが達成されましたので、次なる目的地 「生野銀山」へ移動
途中、国道312号線の信号待ちで山を見上げると、天空の城としてブームになっている「竹田城跡」が見えたので、撮影。
ここは、改めて訪ねてみたいところです。
真夏の暑さを癒すにはここは最高の場所。何度訪れてもその涼しさに感動してしまいます。
生野銀山は平安時代初期の大同2年(807年)の開坑と伝えられるが、詳細は不明。天文11年(1542年)、但馬国守護大名・山名祐豊により、石見銀山から採掘・精錬技術を導入し、本格的な採掘が始まった。(ウィキペディアより抜粋)
閉門時間が迫り、足早に坑道を歩きバテ気味の体をリフレッシュし、帰路に就くことに。
播但連絡道を南下し播磨国に入り 姫路バイパス ~ 加古川バイパス ~ 第二神明道路を走り、出発地の摂津国へ。総走行距離 約300Kmの兵庫国巡りの旅は無事終了。
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