2013年10月5日土曜日

雨染み ― 簡易調査から徹底調査へ

◆ 2013年10月5日 今日の午前中に天井に穴を開けて中を確認してきました。




部屋の中を埃が飛び散らないようにビニールシートで養生します。

この作業を省略すると作業後部屋の中が大変なことになります。

















濡れていた付近の天井を切り取りました。

大きさは約25センチ角程度です。
















開けた所から中を見ます。

木が濡れた跡がはっきりと分かります。














念のために他の方も確認。

見える範囲ではここだけのようです。

濡れているのは2階の床材(杉の無垢フローリング)









調査の後、切り取った天井を仮補修して作業を終えました。


◆ ご説明用の資料

前回、下見の時に設計図をお預かりしていましたので、それを元に3D化し説明させて頂けるよう用意していました。


雨漏りの原因となり得る箇所と理由をご説明せさせて頂きました。

・ 建物外壁が「掻き落とし」仕上げであること
・ 外壁に細かいひび割れがあること
・ 屋根の軒が出ていない形状であること
・ ベランダ床モルタルに大きなひび割れが発生していること
・ サッシ窓回りのコーキングが劣化し始めていること

結論は、外壁全体と屋根の軒先付近を徹底的に調査するために足場を設置することになりました。足場は具体的な工事を行う時にだけ設置するものでなく、今回のように調査用に設置することもあります。医療関係でいえば入院することがすなわち治療とイメージしますが、検査入院というものもあります。

今月下旬に足場を設置する予約を入れましたので、本格的に調査します。

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