2013年10月19日土曜日

ようやく完了

2013年6月8日土曜日にアップしました外装改修工事がようやく完了しました。



着工前の状態


改装後のイメージ
当初はシックな感じで計画


最終的なイメージ
暖色系の明るい感じに決定
完成後
イメージパースに近い仕上がりになりました

玄関部分
壁そのものに厚みを感じます。

こうして完成すると綺麗になった良くなったという感想を持ちますが、ただ単に化粧直しをするのではなくてどのような方法で行ったか ? も大切なことです。

軽量とは言え磁器ブリックタイルをサイデングに直に貼り付けるのはそれなりにリスクがあります。年数が経ってタイルが落下するようなことがあっては、工事の評点はマイナスです。


≪工事後見えなくなってしまう工事 ― どのような方法で行ったか ? ≫

サイディングを留めている釘を打ち直したり打ち増しし、コーキングを打ち替えた後、高圧洗浄を行いサイディング表面に専用の下地処理剤を塗布し万一タイル裏側に浸水があってもタイルが剥がれないように予防します。
目地部には専用の粘着テープを張り付けて目地部に跨ったタイルが下地ごと割れてしまうのを予防します。










下地処理が終わってタイルを張り付けますが、これも弾性系の専用接着剤を使用し、建物の揺れによってタイルが剥がれることを防ぎます。

これらをしっかりと行わないと仕上がリが綺麗になっても工事品質は評価できません。








今回の工事は、6月8日に着工して完成が10月10日ですので、約4ヵ月もの期間を要したことになります。通常ですと、この半分以下で十分にできる内容の工事ですが“思いもよらない事態”が発生した結果これだけの時間が掛ってしまいました。
お客様には大変喜んで頂き「サンノミヤさんに頼んでよかった!」と言って頂いています。
しかし、私たちには“思いもよらない事態”が重いものもとして記憶されました。

Y様ありがとうございました。

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